自治体のそっくり偽サイト相次ぐ 公式が「消えた」自治体も

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平井恵美
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 自治体のウェブサイトになりすました偽サイトが相次ぎ確認されている。特定の検索エンジンで検索すると、公式サイトが一切表示されず、偽サイトが上位に表示されるケースもある。自治体は、偽サイトをひらくとウイルス感染などの恐れがあるとして、注意を呼びかけている。

 徳島市は9日、「不正に個人情報が抜き取られるなどの被害が発生する可能性がある」として、偽サイトにアクセスしないよう注意を呼びかけた。市によると、8日にマイクロソフトの検索サービスBing(ビング)で「徳島市ホームページ」などと検索すると、公式サイトと異なるURLの偽サイトが検索順位の上位に表示された。偽サイトの見た目は公式によく似ているという。

 一方で、検索結果で正しいURLの公式サイトは確認できなかった。13日時点で、詐欺などの被害は確認されていないが、市の担当者は「サイトの保守管理をする業者にも問い合わせたが、対応方法が分からない。現状では市民らに注意喚起するしかない」と困惑する。

 偽サイトは他の自治体でも確認されており、青森市長野市なども「ウイルスに感染する可能性もある」などと注意喚起している。

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    朽木誠一郎
    (朝日新聞記者=医療、ネット)
    2022年6月15日10時51分 投稿

    【解説】かねてから指摘されていたBing検索の問題点が顕在化。ポイントは、9割超のシェアを握るグーグルでは問題が確認されず、数%に留まるマイクロソフトの検索サービスBingで、このような自治体偽サイトがヒットしてしまうこと。逆に言えば、Bingを使