参院選 6月22日公示、7月10日投開票に正式決定 臨時閣議

参院選2022

宮田裕介
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 政府は15日午後の臨時閣議で、参院選の日程を6月22日公示、7月10日投開票と決めた。岸田文雄首相は15日夜、通常国会閉会を受けて首相官邸で記者会見する。会見では、参院選での訴えや物価高対策、新型コロナウイルスなどの感染症対策の司令塔機能を強化するための新組織などについて語るとみられる。

 松野博一官房長官は15日午前の記者会見で、参院選について「政府としては、新型コロナについて最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進め、原油価格や食料品価格の高騰などの影響に対応していくため、各施策を迅速にお届けする」と述べた。

 参院選では定数248のうち、選挙区74議席、比例区50議席の計124議席と、神奈川選挙区の欠員1を埋める「合併選挙」を合わせた125議席を争う。32ある「1人区」が勝敗の結果を大きく左右する。

 自民党公明党が合わせて56議席以上を獲得すれば与党として過半数を維持できる。一方、野党側は前回、前々回の参院選で1人区については候補者を一本化したが、今回は限定的となる。宮田裕介

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