「教員のハラスメント改善を」看護学生らが嘆願書 2年生は8割署名

戸村登
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 教員のハラスメントで学業に集中できないとして、愛知県蒲郡市立ソフィア看護専門学校(110人)の2、3年生55人と保護者95人が改善を求め、鈴木寿明市長あてに要望書と嘆願書を提出した。市側は15日の市議会一般質問で、調査をしたうえで教員向けにハラスメントに特化した研修を実施する方針を示した。

 13日提出の要望書や嘆願書は2年生の8割強と3年生の8割近くが署名した。

 要望書などによると、進級時の不安を相談した2年生に対し1人の教員が「10人は落とす」などと応じたり、十分な睡眠を取れないほどの膨大な量の課題を出され「文句があるなら学校を辞めて」などと言われたり、水を掛けられたりしたと訴えている。学校に相談しても対応してもらえなかったという。

 3年生の話ではハラスメントは約2年前に始まり、教員3人にハラスメントを受けたという。3年生の嘆願書では教員3人と副学長の変更を求めている。

 ソフィア看護専門学校は「看護師は命を預かる職業であり、教員による指導が『厳しい』と感じることはあると思うが、ハラスメントは容認されるものではない。要望書については、そうした事情も考慮して事実確認を行い、対応していく」とコメントしている。(戸村登)