映画を撮った林家しん平 リーゼント落語を「新鮮」と褒めたあの師匠

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聞き手・井上秀樹
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 若手落語家喜怒哀楽を3本のオムニバスに詰め込んだ映画「二つ目物語」が全国で上映されている。出演者もスタッフもほぼ全て落語家だ。監督の林家しん平に、映画の見どころとハチャメチャだった自身の二つ目時代を聞いた。

映画研をスタッフに

 ――緊急事態宣言の最中だった昨年5月に撮影を始めたそうですね。

 不幸中の幸いなんですけどね、噺家が一番めんどくさいのはスケジュールなんですから。当日とか前の日に「代演受けちゃった」って気軽に断ってくるんですよ。コロナ下は仕事ないから、こっちも映画やりたいでしょ、うっふっふっふ。暇なんだからいいじゃない、って頼める。

 ――緊急事態宣言で、寄席や落語会がなかったのがきっかけ?

 梶原いろは亭(東京都北区の演芸場)の席亭から「映画やらないんですか。『落語物語』(2011年の監督作品)が大好きだったんで、次作が見たいです。寄席だったらうちがあります、全面的に協力しますから」って言われて。使える寄席があって、噺家のスケジュールが空いている。映画はお金がかかるって話をしたら、クラウドファンディングを教えてもらって。へー支援してくれる人たちがいるんだな、でやってみたんですよね。それが4月の中ごろ。

 ――「二つ目物語」はもともと企画していた?

 いつか撮りたいなと思って…

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