自分史、小説を書いて本に…自費出版はもうかるの? 注意点は?

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井上道夫
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 定年後の時間を使って、自分史を書いて知人に配りたい。小説を書いたり、趣味の成果をまとめたりして出版したい人もいるでしょう。そんな夢をかなえるのが自費出版。費用や利益は? ノウハウや注意点を含めて専門家に聞きました。

 「新型コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなったせいか、自費出版で本を出す人が増えています」

 そう話すのは、特定非営利活動法人「日本自費出版ネットワーク」(東京)の代表理事、川井信良さん。同ネットワークは自費出版の注文を受けつける約70の業者が会員だ。自費出版の文化を守り、業者の技術向上を目的としている。

 自身も東京都三鷹市の自費出版専門工房「ことこと舎」の会長を務める川井さんによると、60代から80代の人からの注文が多いという。内容は自分史や俳句・短歌、エッセーが中心。「いつかは作家に」の夢をかなえるため、旅行記や小説を自費出版する人もいる。20~30年前までは、男性からの注文が多かったが、10年ほど前からは男女の比率はほぼ半々に。川井さんは、「女性の社会進出や自立が関係している」とみている。

 自費出版で本を出す流れと注意点は?

 最初にインターネットなどを使って業者を探す。大手出版社などの関連会社や、印刷会社を母体とした業者など様々だ。川井さんは「メールのやりとりだけではなく、複数の業者に電話をかけて比較し、親身になって相談にのってくれるところを選んでほしい」。

見積もりがあがってきたら…

 同ネットワークでは、出版に…

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