自民公認争い「血で血を洗う」? 定数減の山口・和歌山は大物ばかり

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菅原普、横山翼
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 衆院小選挙区の新しい区割り案に基づき、定数が減る地域では熾烈(しれつ)な公認争いが始まる。とりわけ注目を集めるのが、自民党の有力議員がひしめく山口県和歌山県の行方だ。誰が小選挙区から外れるのか、政治生命にも関わる戦いとなりそうだ。野党は、都市部で定数が増えることを歓迎している。(菅原普、横山翼)

 山口県は衆院の1~4区を自民党が独占している。選出議員は安倍晋三元首相、林芳正外相、岸信夫防衛相高村正彦元副総裁の長男・正大氏だ。このうち1人は、次の衆院選にも小選挙区から出られなくなる可能性がある。

 過去の区割り変更では、交互に一つの選挙区と比例区で立候補しあう「コスタリカ方式」を導入したケースもあった。今回どう対応するのか、まったく方向性が見えていない。そもそもコスタリカについて自民は2012年に原則廃止する方針を打ち出している。

 新たな選挙区の中に、元の地…

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    前田直人
    (朝日新聞コンテンツ戦略ディレクター)
    2022年6月16日23時57分 投稿
    【視点】

    選挙区選出の政治家にとって、選挙区が消滅したり、地盤が分割されたりするのは、政治生命にかかわる一大事。これは政治家個人だけでなく、その政治家を支えている後援会などの人たちにとってもそうです。大物であればあるほど一歩も引けない戦いになり、地方