文化財の保存技術を持つ人、通称「伝統の名匠」に? 文化審議会で案

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神宮桃子
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 文化財保存のための伝統的な技「選定保存技術」を持つ人は、通称「伝統の名匠」に? 文化財の保存技術の継承などを議論している文化審議会の企画調査会が中間整理をまとめ、17日に意見募集を始めた。技術者の社会的な認知度を高めるため、「伝統の名匠」などと「通称を検討することも有意義」とした。

 文化財保護法に基づく選定保存技術の制度は、1975年に創設。「漆工品修理」や「建造物彩色」など今年5月現在で82件が選ばれ、その保持者57人、保存団体35団体が認定されている。

 担い手の確保や技術の継承が課題になっているが、制度があまり知られていないとして、広く認識されるような親しみのある通称や顕彰制度の検討などが中間整理に盛り込まれた。通称の例に挙げられた「伝統の名匠」は、文化庁が選定保存技術を紹介するパンフレットなどで使っている言葉だ。

 芸能や工芸技術といった重要…

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