衆院1区、福岡市東区の一部を4区に 政府の区割り審が変更案

山崎毅朗、松沢拓樹
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 政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)は16日、福岡1区(福岡市東区博多区)の一部を隣接する4区(宗像市古賀市福津市、粕屋郡)に編入する区割り案を示した。県内小選挙区の変更勧告は5年ぶり。

 区割り案は1区のうち、福岡市東区の多々良第一・第二、八田、青葉第一・第二の計5投票区を4区に移す内容。この区域の有権者数は2020年の国勢調査時で3万2千人あまり。

 同調査時で最も有権者数が少なかった鳥取2区と福岡1区の「一票の格差」は2・037倍で、福岡4区は1・651倍だった。今回の区割りでは格差が2倍以上にならないように調整された。

 一方、今回の変更案では鳥取2区との格差は福岡2区(福岡市中央区など)が全国最大の1・999倍、福岡5区(春日市筑紫野市など)が2位の1・998倍になる。

 前回衆院選で福岡1、4区ともに候補者を立てたのは自民、立憲、維新。

 4区の自民現職宮内秀樹氏は「新たに加わる地域の皆様に政策を丁寧にお話ししていきたい」、前回4区に立候補し比例復活した維新の阿部弘樹氏は「新地域でも主張が伝わるよう努めたい」と語った。立憲県連幹事長の原中誠志県議は「なじみの候補者に投票できなくなるのは戸惑いがあるだろう」と指摘した。(山崎毅朗、松沢拓樹)