米中首脳、7月にも電話協議 ウクライナ侵攻後の3月以来 米報道

ワシントン=清宮涼
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 米ブルームバーグ通信などは16日、米政府が、バイデン米大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席との電話協議を今夏に行うよう調整していると報じた。実現すれば今年3月以来の電話協議となり、ロシアのウクライナ侵攻や台湾問題などをめぐって話し合うとみられる。

 同通信はワシントンの情報筋の話として、早ければ7月にも行われるとした。一方、対面での会談は、秋の中国共産党大会の後になるとの見方も伝えた。

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国外交部門トップの楊潔篪(ヤンチエチー)政治局員は今月13日、ルクセンブルクで台湾や北朝鮮の核問題などをめぐり4時間半にわたって会談した。その後、米政府高官はバイデン氏と習氏の会談について、「数カ月以内に期待するが、現時点で具体的な計画はない」と述べていた。

 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国は中国がロシアへの支援に乗り出すことへの警戒を強めている。バイデン氏は習氏と3月18日にテレビ電話で協議した際、中国が対ロ支援を行った場合の「影響と結果」に言及し、警告していた。(ワシントン=清宮涼