「コジコジはコジコジだよ」 誕生30年、今だからこその共感とは

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松沢奈々子
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 かわいらしい外見とは裏腹に、繰り出すことばは時に哲学的でもある。漫画家さくらももこ(1965~2018)が約30年前に生んだ「コジコジ」が今、再び注目されている。さくらが「赤ちゃんみたいにかわいい」と大事にしたコジコジ。その奥深い魅力は何なのか。

 「遊んで食べて寝てるだけだよ。なんで悪いの?」「息を吸って吐くっ!! それが生きる道」

 東京・立川のPLAY!MUSEUMで開かれている「コジコジ万博」(7月10日まで)。会場には130点の原画のほか、巨大なコジコジがしゃべる「ギャグ50連発」など遊び心あるインスタレーションでコジコジの名言を聞くことができる。

 コジコジは1991年、ラクガキから生まれた。同年、少女漫画雑誌「りぼんオリジナル」にイラストで登場し、94~97年には少女漫画雑誌「きみとぼく」の連載漫画に。97年にはテレビアニメ化され、さくらが脚本を手がけた。単独の展覧会は今回が初めてだ。

「ちびまる子ちゃん」で知られるさくらももこさんのもう一つの傑作「コジコジ」が、再び注目されています。誕生から30年を経た今だからこそ、多くの人の共感を集める理由とはーー。

 その正体は宇宙生命体。年齢…

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