介助してきた同居の母親殺害、「ヤングケアラー」の男に懲役6年判決

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 母親の首を絞めて殺害したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職青谷良樹被告(29)=愛知県豊川市古宿町=の裁判員裁判の判決が17日、名古屋地裁岡崎支部であった。三芳純平裁判長は懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。

 起訴状によると、青谷被告は2018年6月下旬~7月上旬ごろ、自宅で母親(当時55)の首を両手で絞め、窒息死させたうえ、遺体を自宅内に約3年間にわたって放置したとされる。公判では事実関係を争わず、量刑が争点となっていた。

 弁護側は、精神障害を患う母親を中学生の頃から一人で介助してきた青谷被告が「ヤングケアラー」の当事者にあたるとして、「親身になってくれる人はいなかった。母親は暴言で被告を一睡もさせないようなことをしており、言動に我慢の限界を超えた衝動的な犯行だった」として執行猶予付きの判決を求めていた。

 一方、検察側は青谷被告の介…

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