ローソンの「からあげクン」に値上げショック 36年ぶりの舞台裏

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聞き手・佐藤英彬
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 小売業界では値上げが相次いでいる。コンビニ大手ローソンでは、主力商品「からあげクン」を5月末から10%値上げした。1986年の発売以来初めてのことだ。舞台裏を竹増貞信社長(52)に聞いた。

 ――ローソンといえば、「からあげクン」です。

からあげクン

1986年の発売以来、37億食が売れた。「レギュラー」をはじめ、320種類以上の味が世に出たが、いまは「レッド」「北海道チーズ」「レモン味」を加えた4商品が定番。2014年からは若鶏むね肉、18年からは小麦粉を国産に切り替えた。18年には揚げたてを食べられる「できたてからあげクンロボ」を東京都内の店に試験導入した。発売日の4月15日は、日本記念日協会から「からあげクンの日」に認定されている。

 「すごく大事な看板商品です。30~50代の女性が最も購買層として厚い。お子さんのために買ってくれています。36年前に発売時の中学生や高校生が、今はお母さんになっている。おばあちゃん、お母さん、娘や息子と3世代で食べていただいています。そして価格は、36年間、私が16歳の時から変わっていませんでした」

 ――社内でも注目度の高い商品です。

 「社員みんなの思い入れが強…

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