首相おひざ元、衆院新区割りが火種 ひしめく与党議員、調整必須で

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大久保貴裕、菅野みゆき、戸田和敬
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 「一票の格差」を是正する衆議院小選挙区の区割り変更をめぐり、岸田文雄首相の地元・広島で波紋が広がっている。政府の衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)が16日に公表した案では全7選挙区が1減となり、県央部を中心に選挙区の線引きが大幅に変わる。与党議員がひしめきあうなかで候補者調整も避けられない情勢のため、関係者はさっそく対応に追われた。(大久保貴裕、菅野みゆき、戸田和敬)

「今まで以上にタフ」「広すぎて回れない」

 「選挙区が統一されれば、すっきりする」

 全域が新5区となった尾道市の高本訓司市議会議長は語る。これまで市内のほとんどが旧6区なのに、地元の旧瀬戸田町だけが旧5区だったからだ。5月には旧6区選出議員の後援会総会に市議長として出席。長く二つの選挙区で活動する日々だった。

 ただ、高本さんの心境は複雑…

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