ウクライナが申請している欧州連合(EU)への加盟について、EUの行政を担う欧州委員会は17日、「加盟候補国」に認定するよう勧告する意見書をまとめた。ロシアの軍事侵攻に立ち向かうウクライナを、将来の加盟国として支える姿勢を鮮明にした。全27加盟国が同意すれば、正式な加盟交渉が始まる。
記者会見したフォンデアライエン欧州委員長は、汚職の排除、法の支配の確立、新興財閥への対応といった分野でのウクライナの取り組みを評価しつつ、実行と結果を見定める必要があると指摘した。その上で候補国に認定すべきだと結論づけ、「我々とともに歩み続けてほしい」と語った。
EUは23、24日に首脳会議を予定しており、候補国認定の是非を議論する。
ウクライナはロシアの侵攻が…

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