愛知大会、175チームが甲子園目指す 選手宣誓は東邦キャプテン
第104回全国高校野球選手権愛知大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が18日、刈谷市総合文化センターであり、175チーム(186校)の対戦相手が決まった。
昨夏の代表校だった愛工大名電の初戦は、半田農と半田商の勝者となった。大会史上最多7度の全国制覇を誇る中京大中京は名経大市邨と初戦を戦う。選手宣誓は春の県大会を10年ぶりに制した東邦の落合智哉主将(3年)が務める。
出場チーム数は全国最多の見込み。シード校は春の県大会8強の東邦、愛工大名電、星城、豊川、愛知啓成、愛知商、享栄、西尾東で、3回戦から登場する。開会式は7月2日午前9時からパロマ瑞穂野球場。
日程が順調に進めば、準決勝は28日午前9時から、決勝は30日午後2時から、岡崎レッドダイヤモンドスタジアムである。
愛工大名電が一歩リード 東邦、享栄が追う
連覇をめざす愛工大名電が総合力でややリードするが、春の県大会で愛工大名電を破り10年ぶりに優勝した東邦、27年ぶりの頂点をうかがう昨秋の県王者・享栄も力は十分あり、混戦となりそうだ。
愛工大名電は140キロ台の直球を誇る左腕有馬を柱に、大型捕手の藤山ら昨夏の甲子園先発メンバーが4人残る。東邦は快速球が売りの三浦、宮国の右腕2人が強力。打線はスラッガーこそいないが、小技を絡め1点をとる。享栄は投球術にたけた藤本と剛腕・東松の左腕コンビがいる。
名門・中京大中京は投手力で3校を下回るが、主軸大江のパワーは出色。秋春とも県4強の星城、至学館や豊川も面白い存在だ。(土井良典)
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