企業の「中の人」作ったミニ四駆 自社商品やロゴをデザインに

小山裕一
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 自動車模型の「ミニ四駆」を愛する企業の公式ツイッターの「中(なか)の人」たちが、自社をPRするミニ四駆を作り、模型産業が盛んな静岡市松坂屋静岡店で展示している。27日まで。

 展示されているのは、全国38社の公式ツイッターの担当者が作った約60台。共通のハッシュタグを付けて自社のミニ四駆の写真を投稿しているうちに交流が生まれ、かつてミニ四駆の大会が開かれたことがある同店で紹介することになった。

 自社の製品をかたどったり、社名やマークのロゴをふんだんに盛り込んだりするなど、デザインは様々だ。電池事業を手がけるマクセルは乾電池の形をしたミニ四駆を展示。菓子製造・販売の亀屋万年堂は、小麦粉の生地にクリームを挟んだ看板商品「ナボナ」のパッケージをデザインした。

 松坂屋静岡店のミニ四駆の一つは、静岡駅前から見える店舗の形をした車を公式キャラクター「さくらパンダ」が運転している様子を表現した。同店の公式ツイッターを担当する木庭(こば)英之さん(52)は、40年近くミニ四駆を趣味にしている。「企業が自動車レースのF1シリーズに参戦すると膨大な費用がかかるが、ミニ四駆なら小遣い程度で自分たちの車が作れ、SNSを通じて自社を宣伝できます」。各社ごとの特徴を楽しんで欲しいという。(小山裕一)