第4回過酷な救急往診、大切な人との別れ…コロナ禍と向き合い気付いたこと

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長野佑介
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 医師として、娘として、コロナ禍に向き合って気付いた。政治の一つひとつの判断が人の人生を変えていくんだ、と。

 池田真美さん(49)は昨年6月まで都内の民間総合病院で、消化器外科医として働いていた。

 主にがん診療を担っていたが、病状が悪化した患者が自分の手を離れ、他の医療機関や施設に移っていくことにむなしさを感じていた。

 患者のいる自宅や施設を訪ね、寄り添える在宅医療に興味を持った。

 40歳を過ぎてから、休みを利用して週1日のペースで、夜間・休日に救急往診をする会社「ファストドクター」に医師として登録して活動するようになった。

 新型コロナウイルスが猛威をふるった2年前の春。感染者数が増えれば増えるほど、本業である外科手術は減っていった。

 自分のやりたい医療は何なのか。立ち止まって将来を考えるゆとりができた。

 ただ、週に1回の救急往診は多忙を極めた。コロナ禍で発熱し、不安を抱えながらも医療サービスを受けられない患者に懸命に向き合う日々。

 コロナが広がり始めて半年が…

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