オープンキャンパス、「来場型」回帰が鮮明に 河合塾調査

上野創
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 コロナ禍で一昨年、昨年とオンライン対応が多かった各大学のオープンキャンパスだが、感染状況が比較的落ち着いてきたことから、今年は来場型で開催する動きが相次いでいる。

 河合塾が、関東甲信越地区の私立大約240校の開催状況を調査したところ、2020年は中止や日程変更が多く、3割強はオンラインのみの実施、3割弱はオンラインと来場型の併用だった。

 昨年は日程変更などはあったものの、来場を不可としてオンラインのみでの実施が1割で、併用が5割。残り4割のうち、明治大など中止もあったが、多くは人数を制限するなどした来場型だった。

 今年はほとんどが来場型になっており、また国公立も含めた249校のうち約3割が、オンラインも活用する。ただ、来場型でも人数を制限し、事前予約が必要という大学も多く、注意が必要だという。(上野創)

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