能登半島で相次ぐ地震 注意を呼びかけた気象庁の女性、どんな人?

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吉沢英将
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 石川県能登半島で相次ぐ強い揺れで開かれた気象庁の緊急会見には、地震津波監視課長に着任したばかりの鎌谷紀子(かまやのりこ)さん(55)が登壇し、今回の地震の特徴を説明するとともに、注意を呼びかけました。鎌谷さんは同課で初の女性課長。どんな人物なのか、紹介します。

 「これから夜になります。物が倒れてこないような場所でお休みになるようお願いします」

 「色んな物が倒れてきたりして、困ってらっしゃる方もいらっしゃると思います。けがをなされないよう、身の回りの物の整理などをお願いいたします」

 19~20日、石川県珠洲(すず)市で震度6弱、5強を相次いで観測した地震を受け、直後に気象庁が開いた緊急記者会見。鎌谷さんは2日連続で、会見台に立った。

 口元には、聴覚に障害がある人に配慮した透明なマスク。穏やかに、そして丁寧に、今後の揺れに対する注意を呼びかけた。

 鎌谷さんはこの4月、24時間365日、全国の地震や津波をウォッチしている地震津波監視課の25代目の課長になった。

 気象庁によると、1984年、同庁で地震火山部が設置されたことに伴う同課の発足以来、女性は初めてだという。

 地震津波監視課長は、津波予報・警報の最終判断を委ねられ、大地震が起きれば深夜・未明を問わず会見台に立つ重責を担う。

 「住民の命や財産を守るため、いつでも危機を正確に伝えるのが役目」。自らの職責をそう表現する。

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