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ハンセン病、理解深めて 命かけた医師・小川正子の企画展 笛吹市

佐藤靖
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 戦前、ハンセン病患者の治療に命をささげた、医師の小川正子(1902~43)の生誕120年を記念し、ふるさとの笛吹市春日居郷土館・小川正子記念館で、「小川正子と長島愛生園」展が開かれている。7月4日まで。

 小川正子は現在の同市春日居町出身。東京女子医学専門学校(現・東京女子医大)卒業後、岡山県国立療養所「長島愛生園」の医官になり、患者の治療や検診にあたった。手記の「小島の春」はベストセラーとなり、後に映画化され、広く知られるようになった。

 今月25日までが「ハンセン病について考える週間」にあたり、生誕120年と合わせて、企画された。

 長島愛生園歴史館などから借りたパネル66点などを展示。ハンセン病の歴史や、差別を受け、長島愛生園で隔離された患者の暮らしや思いなどが紹介されている。

 同市教委の内田裕一文化財担当は「ハンセン病について正しい知識を持ってもらい、人を助けたかったという小川正子の思いも分かってほしい」と話している。

 25日午後1時半からは、内田さんによる、ギャラリートークも予定されている。

 入場料は、一般・大学生200円、小中高校生100円。火曜休館。問い合わせは同館(0553・26・5100)へ。(佐藤靖)