東洋大姫路前監督「自分は向いてない」 涙に暮れた夏のミーティング

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聞き手・稲垣大志郎
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 3年間、一緒に甲子園を目指してきた仲間へ、見違えるほど成長した教え子へ――。全力で取り組んできたからこそ、伝えたい言葉があります。高校野球では最後の試合後、多くのチームが「ラストミーティング」を開きます。東洋大姫路(兵庫)前監督の藤田明彦さんに、感動の瞬間を聞きました。

 ――今年3月で約20年にわたる高校野球の監督生活に区切りをつけましたね。振り返ってみて思うことは。

 スポーツというよりは、目の前の勝ち負けにとらわれ続けたと表現したらいいんですかね。

 ――勝利が求められていたということですか。

 背負っているものですね。地域とか、学校とか。娘が通った別の高校で、お手伝いという立場で関わった時は、野球が本当に楽しいなって。

「自分は高校野球の監督に向いてない」。監督になった当初、夏の大会のメンバーを伝える時の様子を振り返る藤田さん。記事の後半では「ラストミーティング」に込めてきた思いなどを動画で紹介します。

 ――監督として最後となった今春の第94回選抜高校野球大会後のミーティングではどんな話をされたんですか。

 もっと野球に真摯(しんし)…

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