「後任は?」「失敗の責任は?」 去就めぐる直球質問に与野党党首は

参院選2022維新公明共産れいわ

[PR]

 参院選公示を22日に控え、日本記者クラブ主催の9党党首討論会が21日午後1時から開かれた。代表質問団からは党首に対して去就について尋ねる質問も相次いだ。

 来春の大阪市長の任期満了で政界を引退する意向を表明している日本維新の会松井一郎代表は、後任の代表について「やっぱり吉村(洋文大阪府知事)さんですか」と聞かれた。

 松井氏は「いやいや、それは我が党の中で議論をしていただいて決まる」と述べるにとどめた。その上で、「僕はもうけじめですから。今回の選挙は最後の選挙として、自民党出身の僕として、自民党を本当にぴりっとしてもらうために精いっぱい戦いたい」と述べた。

 持論の憲法改正についても「皆さんが一番よくわかっているように6年前から争点になって、1ミリも動かない。何とか動かしたいので、最後の戦いを横綱に挑みたい」と岸田文雄自民党総裁を見ながら語った。

 公明党山口那津男代表は「今年秋の7期目の任期満了で引退して後継を石井啓一幹事長に譲るのではないかと言われている」と問われた。

 山口氏は、「後継者は常に育てていかなければならないが、決めるのは私ではない。まず、私は参院選をしっかり勝ち抜くということが大事だと思っている」と述べた。

 また、「公明党は平和の党として、時には自民党のブレーキ役が期待されていたが、ややその機能が弱くなっているように見える」とも問われた。山口氏は、「平和の党を標榜(ひょうぼう)しているが、これからもその役割は大切だ。特に防衛力、あるいは日米安保の増強について議論されているが、専守防衛、また憲法9条1項、2項は堅持する。また、非核三原則これもしっかり堅持する。こういう基本原則はこれからも保って、与党の中で安定を目指したい」と説明した。

 共産党志位和夫委員長は、「野党共闘」について聞かれた。「昨年衆院選の野党共闘は失敗したとの評価もある。うまくいかなかったことについて、志位さんが責任をとるべきではないかという声もある」と質問された。

 志位氏は「野党共闘は今、途上にある。昨年の総選挙では残念ながら政権交代までいかなかった。ただ野党が本気になって政権交代を目指したことが、かなり自民党の攻撃も受けました。そういうジグザグの中で今を迎えている」と反論した。その上で、「なんといっても共闘を前進させるには、共産党を躍進させることが一番だ。今の日本の政治を変えるのは共闘しかない。この道は、ぶれずに進みたい」と強調した。

 れいわ新選組山本太郎代表は、衆院議員を辞任して参院選に立候補することに対して、代表質問団から「当選したら6年の任期を全うするのか。また途中でやめて衆院選などに出るつもりか」と聞かれた。山本氏は「当然、参院選で受かった場合には任期通りやらせていただく」と答えた。

 山本氏は、「私たちのような弱小政党が、参院でしっかりと体制を整えて、予算委員会でも、本会議場でも発言権をもって、これから始まる暴走、30年国を衰退させてきた資本家のために、さらにこの3年間で暴走するのはわかりきっているじゃないですか。それを止めるために私がバッジを外した」と説明した。

参院選2022

参院選2022

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]