震度はなぜ7までなの?
「震度はなぜ7までなの?」
福岡県・藤田朋志さん(中2)からの質問
ののちゃんのDo科学
ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com
ののちゃん 地震があったとき、テレビをつけたら、日本地図のうえに、いろんな数字が出ていた。
藤原先生 揺れの強さを表す「震度」ね。0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階に分かれている。基本的には地震がおきた場所から離れるほど小さくなる。でも、地盤の固さとかによっても変わってくる。各地の被害を推定して、すばやく支援態勢を築くためにも重要なものなの。
のの なんで7までなの? 8とか9とか、より強い揺れはないの?
先生 震度7ってどんな揺れか知っている?
のの 知らない。
先生 立っていられないほどで、はわないと動くことができない。固定していない家具はほとんど移動するし飛ぶこともある。耐震性の高い木造建物でもまれに傾くし、耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物は倒れるものが多くなる。
のの ひぇ~。
先生 つまり震度7は、「最…
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