サイバー攻撃受けた徳島の病院、22日から通常診療 電子カルテ復旧
吉田博行
ランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けた徳島県鳴門市の医療法人久仁会「鳴門山上病院」は21日、電子カルテなどが復旧したとして、22日から通常診療を再開すると発表した。
19日に受けたサイバー攻撃で、電子カルテにアクセスできなくなっていた。再診患者の受け入れや入院患者の治療に支障はなかったが、20日から新規患者の受け入れを停止していた。
病院は被害を受けたシステムの復旧作業を進め、21日に「一部の安全な端末で電子カルテ、院内ネットワーク稼働が可能になる」と発表。22日から新規患者の受け入れを含め、可能な範囲で通常診療を再開するという。
また県によると、病院からは「今のところ個人情報の流出は確認されていない」と報告があったという。県警が、ウイルスの侵入経路などを調べている。(吉田博行)
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