石油掘削・ナマズ養殖…南国に現れた金持ち「ミッチャン」、その正体

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バンダルランプン=半田尚子
【動画】ジャカルタの入国管理局から日本に移送される谷口光弘容疑者=リツキ・アクバル、半田尚子撮影
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 総額約10億円の持続化給付金の不正受給に関わったとされる谷口光弘容疑者(47)=詐欺容疑で指名手配=の身柄が22日、インドネシア入国管理局から日本の捜査当局に引き渡された。

 谷口容疑者は日本で集めた資金をもとに、潜伏先のインドネシアで何をしていたのか。谷口容疑者の足取りを追うと、養殖から石油掘削まで様々なビジネスに手を伸ばす「投資家」の一面が見えてきた。

 密林が生い茂るインドネシアのスマトラ島南部ランプン州バンダルランプン。中心部から車で約2時間半、コンクリートの舗装がはがれた道を進むと、人口約5千人のスリダディ村にたどり着く。地元当局に不法滞在容疑で逮捕されるまで、谷口容疑者が足しげく通っていた村だ。

誘い文句「ナマズを買いたい」

 この村に谷口容疑者が現れたのは5月上旬ごろ。村でナマズを育てているマスドゥキさん(43)の養殖池を見に来た。谷口容疑者は自らを「ミッチャン」と名乗っていたという。

 別の都市ですでにナマズ養殖…

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