水害や震災想定、警視庁が江戸川で災害訓練 陸自、海保、消防と連携

鶴信吾
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 大雨や台風の季節にあわせ、警視庁は16日、風水害や震災を想定した訓練を東京都江戸川区の江戸川河川敷で実施した。自衛隊や海上保安庁東京消防庁などとも連携し、計約650人が参加した。

 震災の訓練では、トンネル内で車が多重事故を起こし、周囲で土砂崩落も発生したと想定した。陸上自衛隊油圧ショベルでがれきや土砂をどかし、警視庁がドローンを飛ばして状況を把握。重機などで車を撤去し、車内に取り残された人も救助した。水害の訓練では、家屋が浸水したり、人が漂流したりしたことを想定。海上保安庁などと連携して、被災者をボートに乗せたり、ヘリでつり上げたりして助け出した。

 訓練を視察した東京都の小池百合子知事は「いかなる災害にも対応できるように万全の備えと高い即応性を維持、向上してください」と激励。大石吉彦警視総監は「大切なのは訓練の後だ。災害対応にゴールはない」と訓示した。(鶴信吾)