老舗電器店、メイドカフェのレジェンド……コロナ下の秋葉原を歩いた

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滝沢貴大
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 アニメや漫画が好きな記者(27)にとって、秋葉原はたまらない街だ。東京出身で、学生時代には何度も足を運んだ。春まで東京を離れていたこともあり、最後に散策したのはコロナ禍前。その後を知りたくて、久々にぶらりとすることにした。

 JR秋葉原駅を出て、街のメインストリート「中央通り」へと西に歩く。かつてあふれていた外国人観光客の姿はない。当然「爆買い」需要もなく、当時に比べれば、家電量販店も比較的静かに見える。

 「街は変わるものだけど、秋葉原は特に新陳代謝が激しいね」。1941年創業の家電量販店「オノデン」の社長で、秋葉原電気街振興会長も務める小野一志さん(68)は言った。

 同会や小野さんによると、秋葉原では終戦直後、近くの電機工業専門学校(現・東京電機大学)の学生が手製のラジオを販売。これが爆発的に売れて電器関係の露天商が集まり、高度経済成長の波にも乗って、「日本一の電気街」につながった。

 しかし、「石丸電気」や「サ…

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