ウクライナのEU加盟、「候補国認定でおおむね一致」 閣僚理事会

ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)の閣僚理事会が21日あり、ウクライナを「加盟候補国」に認定する方針でおおむね一致した。EUの回り持ち議長国・フランスのボーヌ欧州問題担当相が記者会見で明らかにした。23、24日に開かれるEU首脳会議で27加盟国が一致して正式決定すれば、加盟交渉に向けた手続きが始まる。

 21日にルクセンブルクで開かれた理事会は、各国の欧州問題を担当する閣僚らで構成し、首脳会議の準備や、EU拡大などの問題を担当している。ウクライナを候補国として認定することについて、ボーヌ氏は「おおむね一致した。全体としての一致とも言える」と語り、首脳会議で正式決定する可能性を示唆した。

 ウクライナは、ロシアの軍事侵攻が始まった直後の2月末にEUへの加盟を申請した。EU内では当初、「戦争を終結させるのが先だ」との声もあったが、まずは候補国と認定すべきだとの意見が強まっている。EUの行政を担う欧州委員会は今月17日、候補国認定をEU各国に勧告する意見書を発表した。(ブリュッセル=青田秀樹)