• アピタル

痛みの単位は「1ハナゲ」? 客観評価という難題に挑み続ける医師

有料会員記事

聞き手・笠井正基
[PR]

 ケガをした時や、体の調子が悪い時、どれくらいの痛みを感じているかは、その人にしか分かりません。お医者さんはどのように痛みの強さを把握しているのだろう――。長年思ってきた疑問について、麻酔科医として「ペインクリニック」に関わる森本昌宏・元近畿大学教授に聞くと、その「永遠の課題」に様々な挑戦が行われてきたといいます。

リレーおぴにおん 「痛みはどこから」

もりもと・まさひろ

1954年生まれ。元近畿大学医学部教授。大阪なんばクリニック院長。日本ペインクリニック学会名誉会員。

 痛みの程度は患者さん本人にしか分からず、同じ刺激でも感じ方に個人差があります。それでも、痛みを定量化して評価できないかと様々な指標が作られ、試みられてきました。

 広く使われてきたのが「視覚…

この記事は有料会員記事です。残り810文字有料会員になると続きをお読みいただけます。