「めちゃくちゃ元気」 炎上に向き合う山本卓卓が惚れた街

有料記事

聞き手・井上秀樹
[PR]

 今年の岸田国士戯曲賞を受賞した山本卓卓は、新作「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」に、社会や演劇界で痛感した問題を赤裸々につぎ込んでいる。この2年半を顧みながら、自身の社会観や人生観を語った。

悪意に殺されるかも

 ――いつからこの戯曲を考え始めましたか。

 2019年秋からの半年間、ニューヨークでの留学中に構想はありました。それは炎上です。炎上や誹謗(ひぼう)中傷の元にある、悪意というものとどうやったら闘えるか、乗り越えられるかって、まじめに考えてて。それを見えないようにする以外にもっと方法はあるんじゃないか、と。

 留学中から書いていたんですけども、コロナで公演が中止になったころから、芸能人の自殺が相次いでしまった。その中には誹謗中傷が原因だったと言われているものもあるんです。やっぱり、炎上とか中傷は、人を殺している表れだなと思ったんですね。

 ――誹謗中傷を受けた体験がありますか。

 いや僕自身はないんですけど…

この記事は有料記事です。残り3088文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!