「せんべろ」赤羽のキャバクラに客引き容疑 中国人ら男女17人逮捕

土舘聡一
【動画】強引な客引きの様子を警視庁が公開=警視庁提供
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 東京・赤羽で強引な客引きをしていたとして、警視庁は、中国籍の女13人を含む男女17人を風営法違反(客引き)容疑で逮捕し、22日発表した。容疑者らの多くは「覚えていない」などと容疑を否認しているという。

 赤羽は1千円で酔える「せんべろ」の街で知られ多くの飲み屋が集まるが、近年はキャバクラなどへの強引な客引きに関する110番通報が急増。2020年の269件に対し、21年は459件だった。今年は5月までで約200件に上り、多くが中国人グループによる客引きという。同庁は「悪質な客引き行為については積極的に取り締まる」としている。

 保安課によると、逮捕されたのは東京都北区の飲食店「ROMEO」「コスモス」「SMILE」の50代の経営者の男女4人と20~60代の各店舗の女性従業員13人。これらの店は風営法上の届け出はないが、接待を伴うキャバクラ店とみられるという。

 17人は昨年12月~今年5月、JR赤羽駅前や店の周辺で、通行人にしつこくつきまとって客引きをし、店に来店させた疑いがある。同課は、17人が三つの店舗にそれぞれ所属しながら同じ客引きグループとして、通行人の腕を無理やり引っ張ったり複数人で囲んで連行したりする強引な客引きをしていたとみている。(土舘聡一)