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感染対策ゆるめる判断の材料は? 子どものコロナ分析する医師の見方

有料会員記事新型コロナウイルス

聞き手・米田悠一郎
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 新型コロナウイルスオミクロン株が流行し始めてから、子どもが感染する割合は増えています。一方、発達への影響を懸念する声も出てきて、マスク着用などの強い感染対策を見直す議論も進んでいます。

 子どものコロナ感染を分析する聖マリアンナ医科大の勝田友博准教授(小児科)は「ゆるめる際には、メリット・デメリットを考えるのがポイントだ」と話します。詳しく聞きました。

 私が所属する日本小児科学会では、全国7300人の20歳未満の新型コロナ患者のデータ分析をしています。

 デルタ株までとは違い、オミクロン株が流行すると、子どもへの感染が一気に広がりました。今年3月以降、新規感染者のうち、3割以上が20歳未満です。

 分析をしてわかったのは、オミクロン株の流行後、多くの子どもは軽症で済む一方で、発熱する割合が増えたことです。

 これにともない、熱をともなうけいれん(熱性けいれん)を認める子も増えています。1~4歳で認めることが多いのですが、オミクロン株では5歳以上の子でもけいれんがおきることがわかっています。

 デルタ株までは家庭内感染が7割で、多くの場合、両親が先にかかるというのが特徴でした。

 オミクロン株で、家庭内は5割に減り、その分、学校や保育園・幼稚園で別の子どもらから感染するケースが3割になりました。

 家庭内でも、年が近い兄弟姉妹でうつしあう機会が増えています。

 この2年間、新型コロナによって死亡した20歳未満の子どもは国内で15人います。

「外す」「ゆるめる」判断の理由を考えて

 注目するべきは、このうち12人は今年に入ってから亡くなったことです。

 私はこの事実を重く受け止め…

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