バングラの石炭火力支援を中止 外務省「国際議論の潮流踏まえた」

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里見稔
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 外務省は22日、バングラデシュ南東部マタバリ地区での石炭火力発電所の建設計画(第2期)について、円借款による支援を中止すると発表した。小野日子(ひかりこ)外務報道官は記者会見で「石炭火力をめぐる国際的な議論の潮流も踏まえ、現地政府とも協議のうえ、これ以上進めないことにした」と述べた。

 この発電所は約600メガワット2基からなり、2020年8月に両国で実質合意。今年1月に環境への影響などの事前調査を終えたが、着工はしておらず、借款も始まっていなかった。

 昨年6月に英国で開かれた主…

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    蟹江憲史
    (慶應義塾大学大学院教授)
    2022年6月23日7時46分 投稿
    【視点】

     当然といえば当然のことですが、中止をするというのはかなりの努力が必要だったと思います。こういう動きを継続していけば、日本の国際貢献ももっと評価されるようになると思います。さらに言えば、国際的な潮流の前に、日本自らのイニシャティブとして進め