取材中に死亡のジャーナリスト、ロシア軍による処刑か NGO発表

有料会員記事ウクライナ情勢

国末憲人=キーウ、根本晃
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 ロシア軍の侵攻を受けたキーウ(キエフ)近郊で3月半ば、取材活動中に死亡したジャーナリストが、実はロシア軍に処刑されたと結論づける調査報告を、国際NGO「国境なき記者団」(RSF)が22日発表した。かかわった兵士の特定を試みるという。

 ウクライナ人写真家マクシム・レビン氏(当時40)は3月13日、キーウ北西のブチャに近いモシュン村の森で行方不明になり、ロシア軍撤退後の4月1日、同行のウクライナ軍兵士とともに遺体で発見された。

 RSFは5~6月に現地調査を実施。レビン氏が至近距離から頭部を撃たれたこと、ロシア軍の陣地が至近に位置していたこと、焼死体で見つかった同行兵士は生きたまま焼かれたとみられることなどが判明した。RSFのクリストフ・ドロワール事務局長は「2人は間違いなく平然と処刑されており、その前に拷問された可能性もある。ロシア軍兵士の特定に全力で取り組む」とコメントした。

 ロシア兵は、第106親衛空挺(くうてい)師団に所属する可能性があるという。

 レビン氏はロイター通信などに写真を提供。当日、見失った撮影用ドローンを捜しに森に入ったという。

 ウクライナ東部では6月21…

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