「白鹿」の石岡酒造が破産手続き 負債4億円、コロナで売り上げ低迷

久保田一道
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 民間の信用調査会社帝国データバンク水戸支店は22日、「白鹿」「筑波」などの日本酒で知られる石岡酒造(茨城県石岡市)が、水戸地裁土浦支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。

 石岡酒造は1972年、四つの酒蔵が合併して設立された。同支店によると、焼酎やウイスキーの人気が高まったことや、若者を中心に日本酒の消費が落ち込んだことを受け、売り上げが減少。新型コロナウイルス禍で飲食店向けの売り上げも低迷し、資金繰りが悪化したという。負債総額は約4億円とみられるという。

 石岡酒造の酒蔵の土地や建物は、すでに木内酒造(那珂市)に売却されている。木内酒造によると、ウイスキーの事業拡大に利用するという。(久保田一道)