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抗議妨げようとコロナ対策アプリを改ざん 中国・鄭州で市幹部ら処分

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北京=西山明宏
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 中国中部の河南省にある複数の銀行で預金が引き出せなくなったトラブルをめぐり、省都・鄭州市当局は22日、新型コロナ対策のアプリ「健康コード」を不正操作して預金者が抗議に集まるのを妨害しようとしたとして、市政府や党幹部ら5人を処分したと発表した。

 市当局の発表によると、処分されたのは共産党の市政法委員会常務副書記など。コロナ禍の中国で住民の「通行証」の役割を果たしている「健康コード」のデータを操作し、銀行の顧客1300人余りが新型コロナに感染した疑いがあるかのように改ざんしたという。

 コロナ対策で厳しい移動規制を敷く中国では、PCR検査の結果や過去の訪問先などを基に、感染したリスクを判定する「健康コード」を導入。市民はスマホにダウンロードした健康コードを行く先々で提示するよう求められる。健康コードが「危険」を表示すると公共交通機関を使ったりすることができなくなり、移動を含む生活の自由が著しく制約される。

 中国メディアによると、6月に入ってから、問題のあった銀行の預金者の健康コードが突然、「危険」になるケースが続出し、当局の関与を疑う声が広がっていた。

 健康コードはコロナ禍の中国…

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