ペア歴10年のタンチョウ、初めての子育て ヒナ見守る日々

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武沢昌英
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 タンチョウの研究活動や飼育、公開をしている北海道釧路市阿寒町の阿寒国際ツルセンター「グルス」で、20年ぶりにタンチョウのヒナが誕生した。「両親」はペア10年以上のベテランだが、子育ては初の経験。その理由は……。

 かいがいしくヒナを育てているのは、センターで飼育されているアサヒ(オス)とソラ(メス)のつがい。2010年にペアとなり、14年から飼育されている。毎年産卵、抱卵していたが、無精卵でヒナが生まれることはなく、子育ては縁遠かった。

 だが、今年はあるところから幸運がやってきた。釧路市丹頂鶴自然公園から、育てるペアがいない「有精卵」がアサヒとソラに託されたのだ。

 孵卵(ふらん)器に入れられていた卵が取り出され、今月15日からアサヒとソラが抱卵を始めた。センターの河瀬幸館長は毎日、「ヒナ誕生」を願い、初めて有精卵を抱くペアを注意深く見守っていた。

 予定日近くの20日未明。強…

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