小学校の課外活動、コロナで継続困難に 危機救ったデジタル技術

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高浜行人
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 新型コロナ禍で学校生活は強く制限され、特に授業以外の多くの活動が中止や縮小に追い込まれた。そんななか、オンラインの共同作業技術を活用し、感染拡大期でも課外活動の継続に成功した例もある。制限が緩和されつつある現在にも役立つ学校ICT(情報通信技術)のあり方とは。

 私立森村学園初等部(横浜市)の榎本昇教諭(47)は、デジタル技術の活用により、例年取り組んできた児童による映像制作の活動を新型コロナウイルス下でも続けることができた。

 映像制作は、「伝えたいこと」をテーマに児童がコンテをつくり、外部の人に取材するなどして撮影する活動だ。異なる役割の児童同士がチームで取り組むことで、対話力や調整力が養われる。作品はパナソニック主催の全国コンテストに応募する。

 榎本教諭が担任するクラスを中心に2010年から続けてきた。20年度からは担任を外れるため、有志を募ってチームを組もうと思った矢先、一斉休校に。オンライン授業の準備などに追われ、「今年はもう無理だろうな、と思った」という。

 すると、児童から「こんな状…

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    氏岡真弓
    (朝日新聞編集委員=教育、子ども)
    2022年6月28日12時0分 投稿
    【視点】

    子どもたちが素晴らしいのは、デジタルを目的として、ではなく、手段として、道具として使っていることです。キーポイントはそれまでの活動の蓄積があり、「こんな状況だからこそやりたい」という声が出たことでしょう。 多くの学校では、コロナ下で、何と