コンビニ最大手セブン―イレブン・ジャパンの本部と、元オーナー店主が、契約関係をめぐって争った訴訟は23日、大阪地裁が元店主側の請求を棄却した。24時間営業をやめて本部と対立してから3年超。元店主は敗訴したものの、訴訟内外でオーナー側の弱い立場を世間に訴え、時短営業の促進などが進む契機となった。一方で、本部側の強硬姿勢は変わっていないと話すオーナーもいる。
「枕を高くして寝られるようになった。心の安らぎができた」
ある大手コンビニチェーンのオーナー店主の男性は、深夜営業をやめた効果を心身で実感している。
以前は深夜に働くはずのアル…