中3の視力0.3未満が3割 スマホ・学習用端末の影響ないか分析へ

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桑原紀彦、編集委員・宮坂麻子 聞き手・宮坂麻子
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 文部科学省は23日、視力が0・3未満の中学3年生の割合が約3割に上り、小学生から学年が上がるにつれて近視が進んでいるとの調査結果を公表した。視力1・0以上の中3は約4割にとどまる。文科省は来年度まで調査を続け、スマートフォンや学習で使う情報端末の影響がないか、分析を進めるという。

学年上がるにつれ近視に

 小中学生の視力は長期的に低下傾向が続いており、文科省は対策を立てるため昨年度初めて近視・遠視などの有無やその状況、生活習慣などを調べ、約7400人のデータを解析した。

 視力が0・3未満の割合は、小1男子が1・0%、女子は1・6%だったのに対し、中3男子が25・5%、女子は35・6%に増加。逆に1・0以上は、小1男子で79・5%、女子で78・8%いたが、中3男子は42・4%、女子は35・1%に減っていた。

 眼球の奥行きを示し、長いほど近視の度合いが強い「眼軸長(がんじくちょう)」は、小1男子の平均が22・96ミリ、女子が22・35ミリだったが、中3では男子24・61ミリ、女子は24・18ミリに伸び、学年が上がるにつれて長くなった。調査に携わった専門家は「成人の平均は24ミリ弱というデータもあり、中3は長い印象」と解説する。

 一方、生活習慣について、ス…

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