ウクライナの加盟に向け、「候補国」認定を議論へ EU首脳会議

有料会員記事ウクライナ情勢

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は23日の首脳会議で、ウクライナをEU加盟の「候補国」に認定するかどうかを議論する。ミシェル首脳会議常任議長は記者団に、全加盟国での合意を確信していると語った。加盟への道を開き、ロシアによる軍事侵攻に立ち向かうウクライナを支える姿勢をあらためて強く打ち出す方向だ。

 ウクライナは、ロシアの侵攻が始まった直後の2月末に加盟を申請した。加盟の実現には何年もかかるうえ、「まずは戦争の終結を支えるのが先だ」との声も強かったが、ロシア軍の残虐行為が次々と明らかになり、軍事侵攻の長期化も予想されている。EUが重んじる民主主義や法の支配を守るために戦っているとするウクライナの士気を保つためにも、候補国認定に踏み切る。

 27のEU加盟国が一致して…

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    服部倫卓
    (ロシアNIS経済研究所所長)
    2022年6月24日15時57分 投稿

    【視点】EUは結局23日に、ウクライナとモルドバを加盟候補国として認める決定を下した。ジョージアについては、同国による課題への取り組み次第で追って加盟候補国とするという方針が示された。 私の参照した資料によると、従来のEU加盟交渉は、平均で4年1