サンロッカーズ渋谷、セガサミーの子会社に 日立のバスケが歴史に幕
バスケットボールBリーグ1部のサンロッカーズ(SR)渋谷が、ゲーム・パチンコ機器大手のセガサミーホールディングスの完全子会社になることが23日、発表された。親企業の日立製作所が、チーム運営会社の全株式を9月までに譲渡する。売却額は非公開。チーム名や現在の選手、スタッフは原則維持するという。
セガサミーの里見治紀社長は「リーグ理念の一つであるエンターテインメントの追求に共感した。勝敗に関係なく楽しんでもらえる空間をめざす」と語った。2019年のチャンピオンシップ(CS)決勝を見てBリーグの可能性を感じ、日立側から売却の相談を受けて決断に至ったという。
DeNAが川崎、ミクシィが千葉J、バンダイナムコエンターテインメントが島根を買収するなどバスケ界への企業の新規参入は相次いでいる。里見氏は「大きくBリーグが変わろうとしているタイミング。魅力があるから、新しいオーナーが入ってくる」と述べ「デジタルを組み合わせて、楽しんでもらえるエンタメを提供したい」と語った。
引き続き運営会社社長を務め…
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