カエルの歌、なぜ聞こえなくなった?田んぼで起きていた異変に迫った

有料会員記事

永田豊隆
[PR]

 田んぼで、小川で、夏になるとうるさいほどだったカエルの合唱が聞こえてこない――。そんな心配をする投稿が昨年、朝日新聞に寄せられました。

 研究者に取材すると、全国的にカエルが減っている傾向にあるのは間違いないといいます。その原因を探っていくと、姿を変えつつある日本の田園の現実が浮かび上がりました。

身近な「異変」、情報をお寄せください

生き物や植物、気象……。あなたの身近な自然に、かつてなかった現象が起きていませんか。気になる「異変」の情報をお寄せください。メールの宛先は「aruku-japan@asahi.comメールする」です。

     ◇

 そういえば、私が育った福岡県内のまちでも、カエルの合唱を聞かなくなって久しいです。

 子どもの頃みていたテレビアニメ「ど根性ガエル」の歌でもなじみ深いトノサマガエルやアマガエルの姿も、長い間みていません。何が起きているのでしょうか。

 取材のきっかけになったのは、昨年9月12日に朝日新聞の投書欄「声」に掲載された「カエルの歌が聞こえてこない」という投稿でした。

 「カエルの鳴き声が聞こえない夏とは一体何なのだろうか。原因が気になりだして、だんだんと気味が悪くなってきた」。投稿主はそう記しました。

 この投稿は、大きな反響を呼びました。

 「自分の地域もそうだ」という声がいくつも寄せられ、反響の投稿を集めたコーナーを急きょ作ったほどです。

 以下のリンク先はその「反響編」です。

(声 どう思いますか)生き物どこ行った

https://www.asahi.com/articles/DA3S15099002.html

「カエルが消えた」現場で何が起きているのか。記者は投稿者の元へ飛びました。さらに研究者を訪ね、「異変」の背景を探っていきます。

投稿者を訪ね、見えてきたのは

 カエルが「消えた」のはどの…

この記事は有料会員記事です。残り2449文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら