福岡市内のマンションに妻の遺体を遺棄か 逮捕の夫は容疑を否認

板倉大地、鈴木優香
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 福岡市内のマンションに妻の遺体を遺棄したとして、福岡県警は23日、松江市下東川津町の自称自営業、藤永誠容疑者(50)を死体遺棄容疑で逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、藤永容疑者は2月4日、福岡市中央区春吉2丁目の自宅マンションに妻の菜美さん(当時38)の遺体を遺棄した疑いがある。同月10日午後1時15分ごろ、「しばらく家を空けていて、帰ったら妻が息をしていない」と、藤永容疑者が119番通報していた。

 司法解剖の結果、菜美さんの遺体に目立った外傷はなく、死因は急性硬膜下血腫だった。同月4日に死亡したとみられるという。

 その後の捜査で、マンション周辺の防犯カメラの映像などから、藤永容疑者がこの日に菜美さんと自宅にいたことが判明。同課は藤永容疑者が菜美さんが亡くなった経緯を知っているものとみて、藤永容疑者の行方を捜していた。

 夫婦は8年前からマンションで暮らしていたが、藤永容疑者は、菜美さんが死亡したとみられる日から通報するまでの間、福岡市内のホテルを転々とした後に、松江市に移り住んでいたという。

 現場のマンション近くに住む70代の女性は「まさかこんなところで事件があるとは。驚いた」と話した。(板倉大地、鈴木優香)