5月の消費者物価、2.1%上昇 電気代18.6%、食料2.7%

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 総務省が24日発表した5月の消費者物価指数(2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品をのぞいた総合指数が101・6で、前年同月より2・1%上がった。2%を超える上昇率となったのは、約7年ぶりに超えた4月に続いて2カ月連続だ。

 ウクライナ危機による原油価格の値上がりなどを受け、電気代が前年同月より18・6%、ガス代が17・0%、ガソリンが13・1%上がるなどエネルギー関連で17・1%上昇した。原油価格は高止まりしているが、第2次石油危機の影響があった1981年以来約41年ぶりの上げ幅となった3月(20・8%上昇)以降の伸びは鈍くなった。

 円安の進行で原材料価格が高騰し、スーパーなどの店頭でも食品の値上げが相次いでいる。生鮮食品をのぞく食料は2・7%上昇し、生鮮食品を含めた食料では4・1%上がった。

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    後藤達也
    (経済ジャーナリスト)
    2022年6月24日8時56分 投稿

    【視点】6月に入ってからも値上げや値上げ予告が相次いでいます。エコノミストの間では、「2%を超えるインフレは今年後半も続き、さらに加速する」との予想も増えてきました。ただ、日銀はコストプッシュ型インフレについて「目指す物価上昇とは異なる」とし、金融