国後島の2遺体、DNAがカズワン乗船者と一致 引き渡し方法調整へ

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 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、北方領土国後島で見つかった男女2人の遺体をロシア側がDNA型鑑定したところ、行方不明となっている乗船者のデータと一致したことが関係者への取材でわかった。ロシア側から23日までに連絡があったという。

 データが一致したのは、カズワンの甲板員で乗船時27歳だった曽山聖(あきら)さんと、乗客だった北海道の女性の2人。今後、遺体の引き渡し方法についてロシア側と調整を進めていく。日本でもDNA型鑑定を行い、身元を特定するという。

 今回の事故では乗客・乗員計26人のうち、14人が亡くなり、海上保安庁などが12人の行方を捜している。5月に国後島で2人の遺体が発見されたとロシア側から連絡があり、行方不明となっている乗船者のデータを今月9日にロシア側に送っていた。