土手の上から夢をおらべ! 小学生「らしからぬ」願いも続々
長沢幹城
小学生が出せる限りの声で夢や目標を絶叫する大会「土手の上からおらべ(叫べ)」が23日、佐賀県鳥栖市であった。「就職するぞ」「幸せになりたい」など、小学生らしからぬ夢まで飛び出して、聞く人をどきっとさせ、笑いを誘った。
参加したのは、市立基里小学校の5年生57人。田植えを体験する授業の一環。土手に止めた軽トラックの荷台に一人ずつあがり、梅雨晴れの空に向かって思いの丈をおらんだ。
「背を伸ばしたい」「おこづかい増やして」と顔を真っ赤にして絶叫したり、「飼育員になりたい」「先生になりたい」など将来の目標を叫んだり、照れながら舞台に上がったり――。思うように声が出なかった児童には、「がんばれー」と声援が飛んだ。
もっとも大声でおらんだのは…