性暴力で妊娠の11歳、中絶を認めない判事「我慢するつもりないか」

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ワシントン=軽部理人
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 南米ブラジルで、性的暴行を受けて妊娠した女児(11)が中絶を希望したにもかかわらず、判事が認めない出来事があった。中絶に厳しい条件を課しているブラジルだが、性的暴行を受けた場合は合法的に中絶が認められている。女児はシェルターで保護されていたが自宅に帰り、22日に中絶手術を受けた。

 地元メディアなどによると、南部サンタカタリーナ州で今年初め、当時10歳の女児が性的暴行を受けた。妊娠が判明した時点で22週が経過していたが、中絶を希望した病院の規定では20週までしか手術が行えないとして、病院が裁判所に決定を委ねた。

判事は女児に「もう少し我慢するべきでは」

 ブラジルでは、性的暴行を受…

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    若新雄純
    (プロデューサー・慶応大特任准教授)
    2022年6月24日23時28分 投稿

    【視点】我慢と不幸は社会的に連鎖する。