ゴール下敷き、福岡・大川市に約3660万円賠償命令 小4男児死亡

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小陳勇一
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 福岡県大川市立川口小学校の運動場で2017年、4年生の男児(当時10)が体育の授業中に倒れたゴールポストの下敷きになり死亡した事故で、両親が市に約4300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、福岡地裁久留米支部であった。立川毅裁判長は市側の過失を認め、約3660万円の賠償を命じた。

 判決によると、17年1月13日、サッカーのゴールキーパーだった男児はゴールのネットにぶら下がった際、ゴールが倒れて下敷きとなり、死亡した。

 本来、地面に固定されているはずだったが、ゴールが固定されていなかった。学校は毎月実施する決まりだった安全点検を16年11月以降、行っていなかった。 判決では、定期点検や授業開始前の安全点検を行わず、ゴールが固定されていないことを見逃した市側の責任は重大だと指摘した。

 一方、事故後に原因究明と再…

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    中小路徹
    (朝日新聞編集委員=スポーツと社会)
    2022年6月24日12時31分 投稿

    【解説】 同じ事故が繰り返されてきたことを、重大視すべきです。サッカーゴールが倒れたことによる死亡事故は、2004年に静岡市の中学校で、2013年にも千葉県茂原市の高校で起こっています。  一般的に、ゴールの後部フレームは、杭や100キロ以上の重