和歌山大会は37チーム 智弁和歌山は田辺と初戦 7月12日開幕

伊藤秀樹
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 第104回全国高校野球選手権和歌山大会(和歌山県高野連、朝日新聞社主催)の抽選会が25日、和歌山市の和歌山ビッグ愛の大ホールであり、39校37チームの組み合わせが決まった。選手宣誓は田辺工の山本悠翔主将が務める。

 大会は7月12日の南部―新翔の一戦で開幕し、順調に進めば決勝は28日。全試合が和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われる。

 シード校は春季県大会4強の智弁和歌山、和歌山商、市和歌山、日高。昨夏の全国選手権大会で優勝し今春の近畿大会も制した智弁和歌山は、16日の2回戦で田辺と対戦することになった。

 有田中央、貴志川、串本古座の3校は部員不足により連合チームで参加することになった。部員不足を理由にした連合チームが出場するのは和歌山大会では初めて。連合チームの出場は、学校統合に伴う2013年の「和歌山西・和歌山北」以来となる。

 日本高校野球連盟が選手の負担軽減などのために全国選手権大会で導入する「継続試合」を県高野連も今大会から採用する。雨などで中断した試合の当日の再開が不可能になった場合、翌日以降に中断した時点から再開。悪天候による「ノーゲーム」や「コールドゲーム」はなくなる。得点差によるコールドは従来通り。

智弁和歌山が軸 市和歌山に速球派右腕

 昨夏、全国制覇した智弁和歌山が中心だが、有力校が複数あり混戦が予想される。

 智弁和歌山は春の近畿大会決勝で選抜王者の大阪桐蔭を破った。球威のある塩路、武元の両右腕を軸に、左腕の吉川や橘本ら投手層が厚い。打線は長打力のある山口や渡部、主将の岡西が引っ張る。

 市和歌山は選抜で2完投し8強入りに貢献した速球派右腕・米田の仕上がり具合が鍵になる。初出場した選抜で1勝を挙げ、しぶとい攻撃が売りの和歌山東、春季県大会で準優勝し、右腕塙や左腕小川ら複数の投手をそろえる和歌山商が続く。

 春の県4強の日高、投手力が高い初芝橋本や近大新宮も上位を狙う。(伊藤秀樹)